7月末、上高地へ行ってきました。
以前から一度訪れてみたいと思っていた場所の一つです。
上高地といえば、青空の下に広がる雄大な山々、透き通った梓川、そして美しい緑の森。
そんな爽やかな景色を期待していました。
ところが、今回の上高地はあいにくの雨。
山には厚い雲がかかり、雨も降り続いていました。
「せっかく上高地まで来たのだから、晴れてほしかったな」
最初はそう思っていました。
ところが、実際に歩き始めてみると、次第にその気持ちは変わっていきました。
雨の上高地には、晴れた日とは違う幻想的な美しさがあったからです。
そして、今回の旅でもう一つ強く印象に残ったものがあります。
それが、上高地帝国ホテルでいただいた『信州産地卵のオムライスとハッシュドビーフ』です。
自然、散策、食事。
どれも含めて、非常に満足度の高い旅になりました。
雨の上高地は、まるで別世界
上高地に到着すると、雨。
そして、山々は霧と雲に覆われています。
晴れていれば見えるはずの山々が、雲の向こうに隠れています。
しかし、その景色を見ているうちに、
「これはこれで、いいな」
と思うようになりました。
霧が山肌を覆い、山の輪郭が少しだけ見える。
その先には、さらに大きな山が隠れている。
全部が見えている景色とは違い、想像力をかき立てられます。
まるで水墨画のような、静かで幻想的な風景です。
雨に濡れた森を歩く
今回の上高地では、雨の中を遊歩道も歩きました。
雨に濡れた木道。
緑の葉。
静かに流れる水。
そして森の中に響く雨音。
晴れた日の上高地なら、もっと明るく開放的な雰囲気だったと思います。
一方、雨の日は森全体がしっとりとしていて、周囲の音も少なく感じます。
歩いていると、普段の生活でいかに多くの情報に囲まれているのかを改めて感じます。
スマートフォンを見ることもなく、ただ自然の中を歩く。
それだけなのですが、ものすごく贅沢な時間でした。
雲の向こうにある穂高連峰
途中には、穂高連峰を紹介する案内板もありました。

案内板には、晴れていれば見ることのできる雄大な山々が描かれています。
しかし、この日の実際の景色は、厚い雲と霧。
山頂を見ることはできませんでした。
それでも、
「この雲の向こうには、こんな山々があるんだ」
と思うと、それもまた楽しいものです。
今回は全部を見ることができなかった。
だからこそ、
「今度は晴れた日にもう一度来たい」
という新しい楽しみができました。
旅行は、すべてを完璧に見る必要はないのかもしれません。
少し心残りがあるくらいのほうが、次の旅につながることもあります。
そして今回の大きな楽しみ「上高地帝国ホテル」
上高地を訪れるなら、自然だけではなく、楽しみにしていた場所がありました。
それが、上高地帝国ホテルです。

雨に濡れた赤い屋根とログハウスのような建物。
森の中に佇むホテルは、それだけでも雰囲気があります。
そして、ここでいただいた料理が今回の旅の中でも特に印象に残りました。
上高地帝国ホテルで食べた信州産地卵のオムライスとハッシュドビーフが最高だった
今回いただいたのが、こちら。
オムライスに濃厚なハッシュドビーフがかかった「信州産地卵のオムライスとハッシュドビーフ」です。
見た目からして美味しそうです。
ふわっとした卵。
その下にあるライス。
そして、たっぷりとかかった濃厚なハヤシソース。
一口食べて、
「これは美味しい!」
と思いました。
もちろん、料理そのものが美味しかったことは間違いありません。
でも、それだけではありません。
雨の中を歩いて、自然を満喫した後。
少し疲れた身体でホテルに入り、落ち着いた空間でいただくオムハヤシ。
このシチュエーションが、料理をさらに美味しく感じさせてくれたのだと思います。
旅行先で食べる料理は、単なる「食事」ではありません。
その日の体験とセットになって記憶に残るものなのだと思います。
今後、オムハヤシを見るたびに、
「上高地で食べたあの料理、美味しかったな」
と思い出すことでしょう。
旅行の価値は「何を見たか」だけではない
今回の旅を振り返ってみると、印象に残っているのは観光スポットだけではありません。
雨の中を歩いたこと。
霧に包まれた山。
森の中の木道。
雨音。
そして、上高地帝国ホテルで食べたオムビーフ。
こうした一つひとつの出来事が組み合わさって、「上高地旅行」という一つの思い出になっています。
だから旅行の価値は、
「有名な観光地をいくつ回ったか」
だけではないと思います。
その場所で、
何を感じたのか。
何を食べたのか。
誰と過ごしたのか。
どんな景色を見たのか。
そうした経験そのものに価値があります。
お金を「経験」に変えるということ
私はこれまでマネーライフデザインで、資産形成についていろいろ考えてきました。
NISAで投資する。
老後資金を準備する。
支出を見直す。
収入を増やす。
資産を増やす。
もちろん、これらは大切です。
しかし、資産形成を続けていると、どうしても
「いくら貯まったか」
「資産がいくら増えたか」
という数字に目が向きます。
そこで忘れてはいけないのが、
「そのお金を何のために貯めているのか?」
ということではないでしょうか。
お金は、それ自体が人生の目的ではありません。
お金を使うことで、
- 時間を買う
- 快適さを買う
- 安心を買う
- 経験を買う
- 家族や大切な人との思い出を作る
ことができます。
今回の上高地旅行も、その一つです。
50代になったからこそ「経験への投資」を大切にしたい
50代になって、以前より強く感じることがあります。
それは、
「いつでもできる」と思っていることほど、実はいつまでもできるとは限らない
ということです。
若い頃は体力があります。
でも時間がありません。
仕事が忙しく、なかなか旅行にも行けない。
一方で、年齢を重ねると時間に余裕ができても、今度は体力や健康面で制約が出てくるかもしれません。
だからこそ、
「いつか行きたい」ではなく「行けるときに行く」
という考え方も大切だと思っています。
もちろん、何でもかんでもお金を使えばいいという話ではありません。
将来のための資産形成も必要です。
ただ、
未来のためにすべてを残すのではなく、今の自分にも適切にお金を使う。
そのバランスが大切なのだと思います。
晴れの日だけが「当たり」ではない
今回の上高地は雨でした。
天気予報を見ながら、
「晴れてくれればいいのに」
と思っていました。
でも、実際に訪れてみると、雨だからこそ見ることのできた景色がありました。
霧に包まれた穂高連峰。
雨に濡れた森。
静かな水の流れ。
そして、雨の中を歩いた後に食べた、最高のオムビーフ。
晴天の上高地とは違う、忘れられない旅になりました。
人生も同じなのかもしれません。
すべてが計画通りに進むわけではありません。
天気も、仕事も、お金も、健康も、思い通りにはならないことがあります。
だからこそ、その時々の状況を受け入れて、その中で楽しみを見つける。
それも人生を豊かにするために大切なことなのではないでしょうか。
まとめ|上高地で感じた「お金を使う幸せ」
今回の上高地旅行は、雨に降られました。
しかし、帰る頃には、
「雨でよかったのかもしれない」
と思えるほど、満足した旅になりました。
そして、上高地帝国ホテルで食べたオムハヤシは、この旅の大切な思い出の一つになりました。
資産形成は大切です。
将来の安心のために、お金を貯めて、育てることも必要です。
でも、お金は貯めるだけではありません。
「今の人生を豊かにするために使う」
という役割もあります。
今回の旅行で使ったお金は、銀行口座に残ることはありません。
でも、
雨の上高地の景色。
森を歩いた時間。
霧に包まれた山。
そして、上高地帝国ホテルで食べた最高のオムハヤシ。
これらの思い出は、これからも残っていきます。
そう考えると、今回使ったお金は単なる「消費」ではなく、
人生を豊かにするための「経験への投資」
だったのだと思います。
これからも資産を増やすことだけにこだわらず、貯める・増やす・使うのバランスを大切にしながら、自分の人生を楽しんでいきたいと思います。
そして次回は、ぜひ晴れた上高地で、雲の向こうに隠れていた穂高連峰を眺めてみたいと思います。
「次は晴れますように。」
そう思えることも、今回の旅からもらった大切な楽しみです。

コメント