吉野ヶ里遺跡、獺祭本社に続き、7月上旬、真夏を思わせるような強い日差しの中、
広島県・宮島を訪れました。

フェリーで宮島へ渡ります。

到着した瞬間、肌を刺すような暑さ。
海の水がぐんと引き、厳島神社の大鳥居の足元が見えています。
普段は海に浮かぶ姿しか見られないあの鳥居が、歩いて行ける距離にある──まさに潮のタイミングが味方してくれた瞬間でした。




海の香りを感じながら、干潟を一歩ずつ進むと、目の前に迫る朱色の鳥居。
普段は遠くから眺めるだけの大鳥居に触れられるという、ちょっとした『裏宮島体験』です。
鳥居の柱に手を触れながら、長い年月の潮風を浴びてきた重みと、静かな迫力を感じました。
炎天下の中の宮島散策は確かにハードでしたが、
あの引潮のタイミングで歩けた鳥居までの道のりは、まさに一期一会の思い出です。


宮島といえば『鹿』。
ですがこの日はあまりの暑さに、鹿たちも日陰を選んでじっと休憩中。
人懐っこい鹿と触れ合える楽しみも、この暑さではちょっとお休みでした。

次に訪れるときは、鹿たちが元気に歩き回れるような、
少し涼しい季節にまた来てみたいと思いました。
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