「FIREを目指さなくていい」
「完全リタイアがゴールではない」
ここまで読んで、
では具体的にどう生きればいいのか?
そう感じている方も多いはずです。
そこで登場するのが、
- サイドFIRE
- スローFIRE
この2つの考え方です。
一見するとどちらも、
中途半端に見えるかもしれません。
しかし断言します。
👉 50代にとって、この“中途半端”こそが最強です。
サイドFIRE・スローFIREとは何か
まず言葉を整理しましょう。
サイドFIRE
- 資産収入+労働収入
- 生活費の一部を働いて補う
- 働く量・内容を自分で選ぶ
スローFIRE
- FIREを急がない
- 無理に辞めない
- 生活の満足度を下げない
共通点はひとつ。
👉 「完全に辞めない」前提で人生を設計すること
なぜ50代に「中途半端」が合うのか
理由① お金の不安が激減する
完全リタイアの最大のストレスは、
収入がゼロになることです。
一方、サイドFIREでは、
- 月5万
- 月10万
この程度の労働収入があるだけで、
- 資産の取り崩しが遅くなる
- 暴落時の不安が減る
- 想定外の出費に耐えられる
👉 精神的な安定感が、桁違いに変わります。
理由② 年金・社会保険と相性がいい
50代は、
年金という“ゴール”が見えている世代です。
- 60代前半
- 65歳以降
ここまでをどうつなぐかが重要。
サイドFIRE・スローFIREは、
- 年金までの「橋渡し」
- 社会保険を維持しやすい
- 無理な取り崩しを防ぐ
👉 制度とケンカしない生き方です。
理由③ 「戻れないリスク」を回避できる
完全リタイアは、
もう戻れない
という覚悟を要求します。
50代でこの選択をすると、
- 失敗=致命傷
- 精神的プレッシャーが大きい
一方で、
- 少し働く
- 収入源を残す
この状態なら、
👉 いつでも方向転換できる
この“逃げ道”こそ、
50代にとって最大の保険です。
中途半端だから、続く
真面目な人ほど、
- やるなら徹底的に
- 中途半端はダメ
そう考えがちです。
しかし50代では逆。
- 無理をしない
- 完璧を目指さない
- 生活を壊さない
👉 続くこと=勝ち
サイドFIRE・スローFIREは、
続ける前提で作られた設計なのです。
サイドFIREは「負け」ではない
ここで、強く言っておきたいことがあります。
- 働いている
- 収入がある
これを
「まだFIREできていない」と捉える必要はありません。
それは、
👉 “自分で選んで働いている状態”
完全リタイアより、
よほど自由なケースも多いのです。
50代サイドFIREの現実モデル(イメージ)
例えば、
- 生活費:月25万円
- 資産収入:月15万円
- 労働収入:月10万円
これだけで、
- 資産はほとんど減らない
- 働く時間は最小限
- 不安は激減
👉 これが50代にちょうどいい自由
なぜSNSでは語られにくいのか
理由は簡単です。
- 派手じゃない
- 夢が小さく見える
- 再生数が伸びない
しかし、
👉 人生の満足度は、派手さと比例しません。
静かで、現実的で、壊れにくい。
それが、50代の最適解です。
今日から考えてほしい問い
- いくらあれば完全に辞められるか?
ではなく - いくらあれば、働く量を減らせるか?
この問いに変えた瞬間、
人生設計は一気に現実的になります。
次回予告
第5回|FIREを捨てた50代が、逆に自由になる理由
――ゴールを手放した人から、人生が軽くなる
マネーライフデザインが伝えたいのは、
「極端な成功」ではありません。
長く、穏やかに、安心して生きる設計。
50代にとって、
中途半端は妥協ではなく「完成形」です。



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